
司法試験 合格体験記(2025)。社会人が短い直前期をどう設計したかを実例で紹介。過去問・答案作成・教材の選び方を中心に、再現しやすい形で整理しました。
【2025年合格】「落ちたらまた短答から」の恐怖。時間がない社会人が5ヶ月で逃げ切った話
イニシャル: T.K.(社会人) 合格年度: 2025年(予備試験経由) 選択科目: 経済法
はじめに
予備試験に受かった時は嬉しかったですが、すぐに「今年の司法試験で落ちたら、またあの短答試験からやり直しだ」という事実に気づいて青ざめました。 社会人なので、学生みたいに時間は取れません。仕事も普通に忙しい。 「時間がない」を言い訳にせず、どうやって効率よく点を取るか。それだけを考えた5ヶ月でした。
司法試験までの過ごし方
- 2月(選択科目を片付ける) 選択科目の経済法はノータッチだったので、ここを一気にやりました。 通勤時間は全部講義の音声を聞いて、家に帰ったら過去問。1ヶ月でなんとか形にしました。
- 3月〜4月(書く時間がない!) 司法試験の過去問をやり始めましたが、平日は仕事で疲れ果てていて、2時間書くなんて無理でした。添削に出している時間も、返却を待つ余裕もありません。 なので、平日は**「答案構成(メモ作り)」だけ**やって、土日にまとめて書くスタイルにしました。これなら平日も数問分の思考トレーニングができます。
- 5月〜6月(体力の限界) GWは有給もくっつけて、実家にこもって勉強しました。 模試も受けましたが、途中で腱鞘炎になりかけて焦りましたね。筆圧をかけずに書ける万年筆に買い替えたりしました。おじさんには体力勝負がきついです。
- 7月(調整) 試験会場近くのホテルを取りました。もう新しいことはせず、これまで作った「間違いノート」を見返すだけにして、とにかく体調管理を優先しました。
使用教材
社会人はあれこれ手を出すと終わるので、定番のものだけに絞りました。
- 演習書:『重要問題習得講座(重問)』。予備試験の時から使っていたので、これを信じて使い込みました。
- 過去問分析:『ぶんせき本』。添削を受ける時間がないので、この本の「合格者の答案」と自分の構成を見比べて、自分で採点していました。これが僕の先生でした。
- 選択科目:『1冊だけで経済法』。本当にこれ1冊で足りました。

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学習量
- 過去問: 直近7年分を3周。古い問題は傾向が違うし、時間もないので捨てました。
- 答案作成: 構成(メモ)は200通くらいやりましたが、フルで書いたのは30通くらいです。書く時間が取れない分、構成の数でカバーしました。
- 勉強時間: 平日は朝早起きして3時間。夜は疲れて無理なので寝てました。休日は10時間くらい頑張りました。
メンタルと生活
会社では試験のことを隠していたので、飲み会を断るのが大変でした。「付き合い悪いな」と思われていたと思いますが、受かるためには仕方ないと割り切りました。 直前期は緊張で文字が入ってこなかったので、目を閉じて脳内で答案を組み立てる「エア起案」をやっていました。お風呂でも電車でもできるのでおすすめです。
メッセージ
社会人受験生はとにかく時間がないですが、予備試験に受かった実力があれば勝負できます。 全部やろうとせず、やらないことを決める勇気が大事です。 飲み会も断って、過去問も絞って、淡々とやるべきことをやれば結果はついてくるはずです。